今回は、パソコンの画面上でクリックした位置の色(RGB)を取得し、そのRGBからウェブカラー,HSL,CMYKに変換するプログラムを作ってみました。
RGBとは、光の3原色『R(赤)G(緑)B(青)』でパソコンのモニターの色はこのRGBで表現されています。
AutroCADのTrueColorでもRGBは使われており、他にHSLで色を設定することも可能です。
HSLとは、『H(色相)S(彩度)L(明度)』の3つの要素からなる表色系です。
あと、ウェブカラーはウィキペディアを参照して頂くとして、CMYKは『C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)』の4成分によって色を表しています。
このプログラムを使用することで、カラー原稿(イメージデータ等)の色情報を画面から取得し、AutoCADの画層管理等へ容易に設定することが可能です。
以下の画像は、RGB取得プログラムのイメージです。
※建物の輪郭線のRGBを取得しています。
※壁紙(Windowsロゴ)のRGBを取得しています。
原稿通りの色を再現する必要がある業務に役立つハズです。
(奥村)