OpenLayersを利用して、設計・工事図面のCADデータを背景地図(地理院地図等)の上に重ねて表示する、独自の”ウェブマップ”を作成することに挑戦しました。
設計・工事図面等のCADデータを、AutoCADから地理院仕様のタイル画像にします。作成したタイル画像はOpenLayersを利用して地図に表示させることができる仕様になっています(※1)。
(※1)正確には、そういう仕様になるように、いろいろ調べてタイル画像を作る仕組みを担当者が考えました。
▼平面図のサンプルです。
この状態で図面をタイル画像化します。
次に、OpenLayersを使った地図に表示するためのウェブページを編集します。htmlとjavascriptの知識が必要とされます。
▼ウェブページに表示させることができました。下図の事例では背景地図に地理院タイル(標準地図)を読み込んでいます。
▼背景地図を切り替えることも可能です。
このように、図面(CADデータ)をタイル画像化することにより、他の地図と重ね合わせた独自の”ウェブマップ”を作成することができるようになりました。
サンプルページをご覧下さい。

ウェブブラウザで表示・操作するので、パソコンでもスマホでも、そしてWindowsでもMacでも、地図と重なった図面を見ることができるのです!
いろいろな使い方が考えられますね。夢が膨らみます。
(式)